【准看護師が廃止される!?】最適な看護師求人転職サイトの選び方と口コミ比較ランキング

准看護師が廃止される!?

准看護師とは

看護師資格には、看護師と准看護師の2つの制度があり、看護師は厚生労働省の国家資格に対して、准看護師は都道府県知事の免許制度となっています。

看護師は医師の指示なしでも看護行為が行えますが、准看護師は医師や看護師の指示にもとにしか看護業務が行えません

資格レベルや知識の量などで看護師よりも劣りますが、現場レベルでは准看護師の業務内容に大差はありません。

また、准看護師の資格取得後は正看護師への道が用意されていたり、近年では4年制大学で看護を学ぶなどより高度な知識と専門性が要求されたりしているので、准看護師の数は減少傾向にあります。

准看護師廃止のウワサ

日本看護協会は、看護師も准看護師も業務内容は同じなのに賃金が看護師に比べて低いことから准看護師制度の廃止を希望していますが、日本医師会が反対しているため実現までは時間がかかると思われます

また、仮に准看護師制度が廃止されたとしても、准看護師養成学校が無くなるだけで、現在の准看護師の資格が剥奪されるわけではなく、仮にあっても救済措置があるでしょう。

しかし、この准看護師養成学校は日本医師会が多くを運営していることから簡単には廃止できないと思われます。

また、小規模のクリニックでは、准看護師の人件費のほうが看護師よりも安く抑えられることから、病院を運営する医師にとっては廃止されると困るのです。

さらに、深刻な看護師不足も廃止制度がなかなか進まない大きな要因ともなっています。

ただし、看護師に求められる知識や技術は高度かつ複雑化しており、4年制大学で学ぶ傾向が増えてきているため、将来的には看護知識が限定される准看護師制度はなくなっても不思議ではありません。

実際、全国で初めて神奈川県が2015年度から准看護師養成所への入学ができなくなります。

これから看護師を目指す人、あるいはキャリアアップを考えている人は看護師の資格を取得することをおすすめします。

准看護師の転職事情

准看護師は、資格レベルや知識量が看護師よりも劣るため、給与水準が看護師よりも低くなることがありますが、クリニックなど個人病院では差がない職場もたくさんあります。

一般的には准看護師の平均年収は399万円となっており、看護師の平均年収472万円よりも安くなっています。

しかし、これは個人病院が多い准看護師に比べて、残業や夜勤が多い大規模病院で働く看護師が多いため、その分看護師のほうが給料は高くなっていることも考えられます。

大学病院や規模の大きい病院では准看護師の募集を行っていないケースが多いため、高度な医療現場でキャリアを積みたい人は看護師資格の取得が必要です。

准看護師の求人案件は多く、病院以外にも最近では介護福祉施設などからのニーズも増えており、ブランク明け、経験不問、残業・夜勤なし等、条件の良い募集も見受けられます。

ただし、看護師に比べると案件に制限があるため、准看護師の給仕案件を探している人は、プロのコンサルタントがフォローしてくれる転職サイトに一度相談してみると良いでしょう。

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